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私の父は、青森県弘前市で生まれ育ちました。そこでは、お赤飯が甘いそうです。昔は、甘いお菓子がなかったのです。結婚式等お祝い事は、家でするのが習わしで、その時には、甘い赤飯を炊いて、皆に振る舞って祝ったそうです。父は、それが楽しみでよく祝い事のある家へ遊びに行ったそうです。 祖母が作ってくれた甘い赤飯を今では、父が昔の味を思い出しながら私達に作ってくれます。今回も皆さんに紹介すると張り切って作ってくれました。
みなさんは甘いお赤飯なんて。。。と思うかもしれません。しかし、これがけっこうおいしいので、ぜひ作って食べてみてください。

甘いお赤飯の作り方

材料 5−6人前

ささげ  100g
餅米   4カップ
うるち米 1カップ
砂糖  大さじ6

1. ささげ(100g)を水に半日浸けておき、その水は、捨てる。

2.再びささげに水(800c)を加え、落とし蓋をして、弱火で25分ゆでる。そのゆで汁は取っておく。

3. 餅米とうるち米を洗って水を切っておく。

4. 炊飯器に餅米、うるち米、ささげ、ゆで汁と砂糖を入れる。この時、豆とお米をよくかき混ぜる

5. 炊きあがったら、充分に蒸らし、軽くかき混ぜる。お皿に盛り、出来あがり。

文京女子短期大学
兼平範子