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私が、お正月やお彼岸に福島のいなかに行くと、おばあちゃんはいつもおもちを作ってくれる。昔は、こどもの誕生日や入学式、親戚の結婚式、引っ越しなどの時に、みんなでおもちをついて食べていたそうだ。
おもちには、あんこ、きなこ、納豆、大根おろし、ずんだなどをからめて食べる。私はこの中のずんだもちに興味をもち、調べてみた。
豆打(ずんだ)という名前は、枝豆を打って作ることからつけられたそうだ。宮城地方の食べ物として知られており、色がとても鮮やかな緑色で、とて煌テいのが特徴である。ずんだもちに使うもちは市販のものでもできるので、簡単にずんだもちを作ることができる。

ずんだもちの作り方 (4人分)

材料

もち   500g (8個)
枝豆   300g
砂糖   200g (1 カップ)
水    100g (半カップ)
塩    ひとつまみ

   

1. サヤつきの枝豆を塩でもんだ後、たっぷりの熱湯で約5分ゆでて実を取り出し、薄皮もとる。

2. 枝豆をすりばちにいれ、実が完全につぶれるまですりつぶす。

3. 水カップ1/2と、砂糖を混ぜ合わせてひと煮だちさせ、さます。

4. すりつぶした豆に、3を少しずつ加えてクリーム状になるまですりのばす。

5. 4に塩を加え、風味をそえる。

6. 市販のもちを弱火で2、3分ゆでる。

7. ゆでたもちに豆打をからめる。

8. 出来上がり。

文京女子短期大学
日下部 怜美