[English]  
 

 



(c) 2000 Setsuko Watanabe

 こんにちは!宮原といいます。僕も千葉に住んでいます。98年の夏、列車に乗って旅をし たいと漠然とした思いが募り、北海道に1人で行くことを決めました。はっきりとした理由 はありませんが、小さい頃から、列車での旅に憧れていました。
  北海道とは、日本の北端に位置する大きな島のことです。まだ人の手が入っていない自然 が、数多く残っています。そのスケールの大きい大自然に、若者はロマンを感じるのです。  旅の行程は、4泊5日です。早朝5:00くらいに、家の近くの駅から列車に乗りました。本を 読んだり、景色を眺めたり、眠ったり、特に何をするでもなく、北をめざします。1日目は、 北海道の手前の八戸という街まできました。時刻はもう夜の21時過ぎでした。
  2日目、とうとう北海道に入ります。快速列車“海峡”に乗り込み、海底トンネルをくぐ ると、そこは北海道です。3日目、4日目と、北海道のいろんな町を訪れました。印象に残 っているのは、競走馬の牧場を訪れたことです。かつて競馬場を賑わせた名馬に会ってきま した。北海道には、このような牧場が数多くあります。 宿泊もユースホステルなどを利用したため、安く済みました。ただ残念だったことは、旅 の日程に余裕がなく、全体に忙しい旅になってしまったことです。もっと余裕があれば、気 に入った街に途中下車してみることもできたのですが…。
  というわけで、青春18きっぷでの旅をする上で、皆さんに勧めたいことが1つあります。 途中下車できる余裕のある日程をくもう、ということです。青春18切符を2枚、3枚と買い 足して、ゆっくりと長旅を楽しむと言うのもいいですね。



(c) 2000 Chiyumi Niwa


目次へ目次へ