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2)新聞配達 (田口 智子)
 日本では、私立の学費がとても高い所が多いです。私たちの大学は114万もします。これで、毎年いい車が買えてしまいます。しかし授業はとてもすばらしいです。そこで、もしあなたいい私立の大学に行きたいのに、親が学費を払えないとしたらどうしますか?
 この仕事はそういう人のためにあります。あなたはあなた自身の力で払うことができるのです。学費だけでなく、生活費もです。あなたの両親はあなたに仕送りする必要はないし、あなたは完全に自立できるのです。それにお金をためる余裕もあります。
 この仕事は、新聞奨学生と呼ばれるものです。あなたは朝と夕方の2回新聞を配達しなければなりません。又、販売所によって、広告折込のような付帯作業もあります。たいてい朝3時間、夕方2時間働きます。そして、あなたは奨学金として学費を、10万円の給料と、年二回5万5千円のボーナスを手にすることができるのです。悪くないと思いますか?

copyright Setsuko Watanabe 2000

私の生活例を教えましょう。朝の配達からはじめます。

3:00 起床 新聞配達に行く
6:00 終了 シャワーを浴びて朝食を取った後寝る
8:50 起きて学校に行く
9:20 授業が始まる
15:15 授業終了 帰宅して着替える
15:40 夕刊配達
18:00 付帯業務を含めるすべての仕事を終える その後は自由
22:00 就寝

 これは私の一例であり、日によって又違います。

 バイクを使い200部ほど配達します。すべては新聞社や販売所によって違います。私たちの新聞社はあまり大きくないので、たった200部ほどですが、おおきい会社は400部以上を配っていると思います。しかし、お客の家同士が近いので、かかる時間はほぼ同じです。覚えられるか不安だとは思いますが、大丈夫です。遅かれ早かれ覚えることができるでしょう。

 休みは週1日です。日曜日と祝日は夕刊がありません。

 私はバイクを使って配達するので、夏は涼しくてよいですが、冬はとても寒いです。雨の日は最悪です。私はぬれますが、新聞をぬらしては行けません。こちらから見ればたくさんの中の新聞に過ぎませんが、お客さんにとっては1部しかない新聞です。だから注意深く扱わなければなりません。

   この仕事はとても疲れます。しかしあなたは学校に行けるし、あなた自身に十分なお金を稼げます。お金か時間か、親か自立か、いい面も悪い面をあるので、すべてはあなた次第です。

 もしこれに興味があったらe-mailをください。あなたにもっと情報を教えましょう。