ある日本のおばあちゃんの生活

Toyoko

suuchan@mx1.tiki.ne.jp
http://ww1.tiki.ne.jp/~suuchan/
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私は日本の西部、岡山県笠岡市に住む62歳の女性です.
現在私は、犬2匹、猫1匹、めだか約200匹と生活しています.
 
仕事は,保護司をしています。保護司というのは罪を犯した人の更生を,助けて社会に復帰する手助けをする仕事です。非常勤の国家公務員で担当者の人数によりま すが、だいたい月に5日ぐらい働きます。私は特に20歳までの少年を担当してま す.最近の犯罪の低年齢化に驚きと悲しみを覚えます.
 
私は11年前に主人と死別しました.
子供は3人で長女はデコレーター(ショーウィンドウの飾り付けや美術関係の仕 事)長男は精神科医,二男は会社員(DIY関係)と、それぞれ全違う道に進んでいます.私には、4人の孫がいます。長女には、6歳と、4歳、長男には3歳と1歳です.来年には5人になります.子供達の家族は埼玉県,岡山県,大阪府に住んでおり滅多に会いませんが、全員がコンピュータを持っている のでメールでの会話でコミュニケーションしてます。ときどきfire talk(ボイスチャット)で孫と会話を楽しんでますが、すごい時代が来たものだと驚いてま す.
 
私は趣味をとてもたくさん持ってます.
ウォーキング、折り紙,海外旅行、星空観測、バルーンアート,木工、カリグラ
フィー、人形制作などなどで、今一番熱心なのはコンピューターです.
 
今6歳の賢ちゃんが1歳をすぎた頃、デイズニーの白雪姫のビデオが大好で、
小人達が現れると回らない舌で「ハイホー、ハイホー」と、大喜び。
私は昔から木のおもちゃが大好きでした。私の子供達は木の空き箱や木切れでままごとや積み木遊びをしてきた。そこで私は孫に木で白雪姫の小人たちを作りまし た.賢ちゃんのママも色塗りを手伝ってくれました。
 
賢ちゃんは、喜声をあげて、大歓迎してくれました。しかし、遊んだ後、あちこちに、ばら撒いて無くなるので、一つに収めようと、一枚の板にパズルとしたのが、第一作目「白雪姫と七人の小人」です。

大好評だったので、つぎつぎに作り始めたのが物語りシリーズ「桃太郎」、「はだかの王様」「フランダースの犬」「おむすびコロリン」、「アルプス の少女ハイジ」などなど・・・。

最初の頃は、中々小人達をはめられなかったのに、今では小人を見てさっさとはめこみます。
賢ちゃんのあとに続いて、新しい孫達が同じ経過をたどってます。
 
1本の長い風船からいろいろのものを作るバルーンアートも孫達によろこばれています。犬、オーム、白鳥、とんぼ・・・。 いろんな物をリクエストされて困りながらも楽しく遊んでます。

今は少し足を痛めてウォーキングがあまり出来ませんが、数年前までは、オランダのナインメーヘンで開催される「歩くオリンピック」にも2回参加して外国の友人をたくさん持つことが出来ました.彼らの家にも招待して頂き言葉のあまり出来ない私はゼスチャーですっかり打ちとけて楽しい数日を過ごした事もあります。
日本の東松山市でも毎年ウォーキングマーチがあり、世界中から大勢の参加者でぎわいます。3日間ホテルか体育館に泊まって歩くのですがこれがまた楽しい国際交流です。
 
海外旅行も1986年にはじめてフランスに行って以来やみつきになり20回で20数カ国訪問しております。
フィンランドでサウナのあと真っ裸で湖で泳いだ事、ベルギーで、飾り窓の女をながめながら歩いた事など、楽しかった事が次々に思い出されます。
いわゆるツアー旅行より個人旅行が好きなのですがなかなか機会が作れなくて・・・
 
いろんな国のシニアの方の生活はとても興味があります。
息子さん夫婦との付き合い方,孫との接し方などそれぞれの国で大変違うように思います.いかがなものでしょうか?世界中のいろいろの国の方が、訪問されるこのホームページに日本の田舎のシニアの生活の一片を見ていただきありがとうございます。貴方のお国の自慢話なども聞かせてほしいものです。