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先生のための
終了後のご報告
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1999年6月14日(月)18時より、東京大手町のNTT会議室におきまして、先生のための『インターネット英語教育セミナー』が開催されました。 “Japan Thru Young Eyes”監修者の渡辺節子先生(SHE代表、神田外語大学/文京女子短大 講師)が、学生に日本文化紹介のバイリンガルのサイトを発信させている経緯、教育効果、今後の課題、サイトの英語教材としての可能性を話されました。 山内豊先生(東京国際大学 専任講師)は、実際に“Japan Thru Young Eyesを英語教材として使う具体例を示されました。 セミナー当日は、講師の先生方と150人に及ぶ会場参加者、そしてPhoenix中継元の詫間電波工業高等専門学校(http://www.takuma-ct.ac.jp/)の先生方との間で、約2時間半にわたり、熱心な討論が交わされました。 <セミナーの模様(録画)はこちら> セミナー終了後も参加者の方々から渡辺節子先生あてに、たくさんのメールをいただいております。このページでは、その中のごく一部をご紹介させていただきます。
■ 大変楽しく聴講させて頂きました
講演会は、大変楽しく聴講させて頂きました。
アカデミックな伝統的な英語教育と、このようなインターネットによる現代的な英語教育とが止揚されて、新しい手法が開発され、日本人にとっての福音となればいいなと思います。
今後のいっそうのご活躍を祈っています。有り難う御座いました。
※詫間電波工業高等専門学校 布川 昊 校長からいただいたメールです。
お客様も100人以上来ていらっしゃいましたね。さすがですね!私自身大変勉強になったし、楽しかったです。英語の先生方にとっては、実際の授業に生かせる部分がとても多かったのではないでしょうか。教え方、という点においても、その心構えという点においても。
先生の授業は楽しそうですね。そして、力がつきそうですね。先生のおっしゃることに、又いちいち共感してしまいました。ああいう形の授業を、本当は、もっと若い生徒、小学生や中学生からできればいいですよね。英語嫌いだったわたしはそう思います。学問的な部分はもちろん大切なのですが、多くの人にとって、英語とは、学問の対象より、コミュニケーションの手段ですものね。
伝える、伝えたい、伝わった喜び、によって、英語への取り組み方というのは大きく変わりますよね。それに、きっと、英語を勉強された、又は、習得しようとしている人ほど、一朝一夕では、短時間では力はつかない、という実感を持っているでしょうから、先生のおっしゃる通り、「この授業による成果」というのは、あまり意味がないことが多いような気がします。授業だけでは、所詮英語が上達するわけではないですものね。おっしゃられた通り、「やろう」、という動機付けになるような、機会を提示することがとても大切なような気がします。
英語は、本当に、一つ一つの積み重ねだなあと実感します。触れる機会が多ければ多いほど、上達に確実につながっていきますよね。
先生が最後に引用されていた言葉は身につまされます。今、中3の家庭教師のようなことをしていますが、子供のやる気を引き出して、自分から進んで、やるようにさせることが本当に難しく、ついつい目先の、テストや、受験に縛られた、でやすいところを、こちらから提示させてやらせる、とか、勉強にしかたまで言うような状況で。自分の力の無さをいつも実感しています。
最近、面白くないことが続き少し元気をなくしていたのですが、久しぶりに先生のお話を聞いて、又、元気が出てきました。楽しかったです。
数年にわたり、インターネットによる試みを続けていらっしゃることに対しても、改めて、すごいなあ、と感じました。
今日のセミナーとても勉強になりました。ちょっと外国生活を体験しただけの私ですが日本が世界の中ではこんなにも存在感の無い国だったんだってことは情けないくらい実感していました。「日本人は犬を食べるんだろ」「日本人は団体でしか行動できないんだろ」等々馬鹿にされるような質問をされても語学力の無さのせいで何も言い返せなくてくやしい思いをしたのを憶えています。
語学学校の学校の先生事体が日本を知らないし興味もないので彼らの先入観を押しつけて、それを否定しても「いや、絶対日本人は皆そうだ!」と言い切って自分の知ってる世界の中だけで納得して安心しきっているので呆れてしまいましたが日本って世界でこんな評価しかうけてないってことは紛れもない事実なんだなあって思いました。
そういった訳で日本を紹介するホームページを今回のセミナーで初めて拝見させていただき、すごい画期的なことだと思いました。今やアフリカにまでインターネットカフェがある時代だから例え自分で英語が話せなくても何か日本について質問されても「このホームページを見て!」と言えばそれで済んじゃいますものね。今日は同じ会社の子を連れていったのですが彼女も「後でホームページを見てみよう」と言っていました。
(中略)
お仕事がんばってくださいね。簡単ですがこれ以上書くと他の方々のメールを読まれるのにも大変かと思われますのでこれにて失礼します。
渡辺先生、こんにちは。今日のセミナーに参加させていただきました。渡辺先生のお話も山内先生のお話も大変興味深く、一緒に行った今年新規採用の同僚は「遅い時間で寝てしまうかと思ったけど、おもしろくて全然眠くならなかった」と言ってました。ご挨拶をと思いましたが、なかなかタイミングがつかめず、失礼してしまいました。
個人的には「発信型日本紹介」に大変興味を持っています。これからも先生のサイトを参考にさせてください。今日はどうもありがとうございました。
今日はご講演を聞かせていただきましてありがとうございました。NTTの方の説明で、数年前の新聞の記事に出ていたのが渡辺様だとわかり、びっくりしました。お話の内容は勿論のこと、能力と経験を十分に生かし、上手に集約して活動されているご様子にすっかり感心して帰って参りました。
時間が足りなかった点が残念です。一つのコンテンツを作り上げる過程について、もう少し詳しく伺いたかったと思います。出来上がったコンテンツの方は、Webサイトと、会場で購入した"Stone Soup"をこれから見てみるつもりです。
実は、昨年まで外国人にお習字を教えていたのですが、英語力と準備時間の不足で、かなり苦労しました。学生時代に日本文化紹介の英文コンテンツを作成する機会があるなんて、本当に羨ましいです。
また、今回のような会がございましたら、お知らせいただけますと嬉しいです。
久しぶりにお会いでき、大変参考、かつ励みになるお話しを伺うことができ、参加させていただいた甲斐がありました。お礼申し上げます。やはり何がすばらしいかというと、インターネットもさることながら、先生がずっと実践してらした人情味豊かな「発信型教育」の実践だと思います。
(中略)
それでは先生のますますのご活躍を祈り申し上げます。
おかげさまで面白いお話を聞かせていただきました。先生が勉強させられてて、学生が勉強しない時代に大変良いお仕事をしておられると感銘しました。また“日本は情報のブラックホール”という状況を打破するような発信がたの姿勢もすばらしいと思います。
(中略)
とにかく先生のお仕事にはだいぶ刺激を受けました。いつかまたお話を聞かせてください。
渡辺先生の方からメールをいただくとは恐縮です。この対応のなさりかた、つまり、素早さ、が、先生があのようにすばらしい一連のホームページを立ち上げ、つぎつぎと学生たちに本を作らせ得た秘訣なのだな、と改めて感動いたしました。
セミナーで、質問したかったことの一つは、ホームページに関連して、国の内外からどっとメールが届くことと思われますがその管理をどのようになさっていらっしゃいますか?」ということでした。でも今日いただいたメールで、あ、やはり先生が一手に引き受けていらっしゃるんだ、と勝手に一人で納得している次第です。
(中略)
先生のホームページに(もちろん、学生さんたちのホームページにも)リンクをはらせていただいて、留学生の皆に紹介したいと考えておりますが、よろしいでしょうか。きっと留学生たちは日本語と英語の両方が利用できて、喜ぶと思います。どうぞよろしくお願いいたします。また、留学生たちの声はあらためてお届けいたします。
今回は、時間も少なく、ほんのご紹介でとどまりましたが、今後も、テーマを絞ったセミナーを開催し、皆さんとご一緒にインターネットを利用した教育の可能性を探りたいと思っています。
その節は、ご案内申し上げますので、また是非ご参加くださいませ。
今回は、ご参加いただきまして、本当にありがとうございました。
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