English Page

手作りコンニャクを作ってくれたのは、75歳になる、「はる」おばあちゃんです。 彼女は今息子夫婦と暮らしています。 彼女は今では珍しくなった、手作りコンニャクを毎日作り、遠方に住む兄弟に送って いるそうです。
年に一度のコンニャクは、普段は連絡をとらない兄弟たちとのコミュニケーションの きっかけを作ってくれるそうです。 コンニャクは大変刺激が強いので普通は手袋をしないと、手の皮が剥げてしまうこと もあるそうです。でも「はる」おばあちゃんは一連の作業をすばやく、素手でこなし てくれました。 「私はもう慣れてるから…」と言って見せてくれたおばあちゃんの手にコンニャクの 歴史と人生を感じました。
おばあちゃんは、できたこのコンニャクを醤油と砂糖と出 し汁で煮物にしてくれました。美味しかったです。


手作りコンニャクの材料

生いも1kg
20cup
重曹5〜7.5g


@コンニャク芋はよく洗い、生子や芽をきれいに取り除く。


Aぬるま湯をはった鍋にすりいれる。「だま」にならないよう、絶えずかき混ぜる。


B鍋を火にかけ、粘りが出てくるまで絶えずへらでかき混ぜながら煮ていく。


C火からおろしたものに粘り具合をみながら重曹を加えていく。この時コンニャクが 変色するが、これがコンニャクの色、つまり灰色である。


D型にいれ、しばらく置く。       


E型に湯をかけ、包丁で適当な大きさに切り、揺すって形を作る。

F型から出したコンニャクを沸騰している湯の中に入れ、30分〜1時間ゆでる。

Gコンニャクが浮かんできたら、湯からあげて、出来上がり。