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高照寺は勝浦の朝市の発祥の地であり、巨大な公孫樹(イチョウ)の木がある 。これは「高照寺の乳公孫樹」と呼ばれ、樹齢は1,000年以上である。最大長は2メ−トル余りで世界最大ともいわれる。
妊産婦の乳不足解消に霊験があるといわれ、寺伝によれば千余年の昔、村に乳不足に悩む婦人がいて、ある聖僧がそれを治した。その僧の死後、村人たちは僧の徳を偲び墓上にイチョウを一樹植えた。すると、そのイチョウは生長するにつれて乳柱を生じて、乳不足のものには効能が顕著であった。