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ニシン漬けを作る時期はニシンが1年で最も多く捕れる冬の時期である。
ニシンの捕れる地域は北海道などの北方の海が多い。
ニシンはニシンでも生のニシンや薫製のニシン、そしてニシン漬けに使う乾燥させた身欠きニシンなどがある。ここでは、生のニシンと身欠きニシンとの主な栄養分を比較したい。

生ニシン
(100gあたり)

身欠きニシン
(100gあたり)

タンパク質

16.0g

29.2g

カルシウム

100mg

190mg

1.1g

2.1g

このように生のニシンより身欠きニシンの方が栄養分は高いのである。こうして作られるニシン漬けは栄養分を多く含んでおり、体にも良いのである。


《祖母が一度に作る量・・・・祖母の家にある約30×30cmの樽に入るくらいの量を漬ける》

材料

大根

1/2本

身欠きニシン

1尾

キャベツ

1/4個

人参

1/4本

昆布

少々

生姜

少々

麹(こうじ)

少々

適量

 *材料は余り物で作ってもよい。



1. 4〜5日、日干しした大根を食べやすい大きさに切っておく。

2. 米の汁、又は糠(ぬか)に一晩漬けておいた身欠きニシンをよく洗って一口大に切る。

3. キャベツ、人参をざく切りにする。

4. 麹(こうじ)・昆布・ニシン・人参・生姜を混ぜ合せパラパラと塩を振りまく。

5. 最後にキャベツ・大根も合わせ入れる。

6. 重石をおく。

7. 2〜3日おいたらもう食べ頃。