竹林恵子 渡辺節子さんからご案内のありました3月14日のブルガリア大使館昼食会 に昨日参加しましたので、ご報告したいと存じます。ブルガリア大使館は小田急線代々木八幡から徒歩10分ほどの閑静な住宅街にあり、昼食会は大使公邸で行われました。 ここは石坂泰三さんのお屋敷だったそうで、和のテイストを残した洋館で、お庭も広くてとても素敵なお屋敷です。 まるで個人の家にお招きを受けたような晴れがましさがありました。 第一部は、渡辺さんの開会の辞、特命全権公使のベルステファノバさんっておっしゃいましたか、 続いて文化広報担当官のダニエルニコルバさんのお2人からブルガリアの歴史、文化、日本との関係等についてのお話しがありました。 お2人とも女性で大変日本語が上手です。外交の世界で女性が活躍できる土壌があるのは素晴らしいことだと思います。 ニコルバさんはブルガリアの大学の日本語学科を卒業されたそうですが、英文科を卒業した私は決してあんな風に英語を喋れない・・・。 渡辺さんのご挨拶で印象的だったのが、東欧は社会主義に組み込まれて近代化に遅れを生じてしまったけれど、 それ故に日本が失ってしまったものを今でも大切に持っている、とおっしゃったことです。 日本はあまりにも急速に発展したために多くのものを失い、それが今、色々な形で社会を歪め始めていると思わざるを得ません。 日本がブルガリアから学ぶことはきっとたくさんあると思います。 さて第二部は待ちに待った立食パーディーです。ここでも紹介されたシェフは女性でした。 料理の世界でも女性のシェフは数少ないと思います。11種類ほどの綺麗なブルガリア料理が並びました。そして美味しいブルガリアワイン。 ヨーグルトを使ったサラダ、ハンバーグのような大きな肉団子、鳥と豚のグリル、ビーンズ、数種類のパイ料理、ヨーグルトの水分を切ってチーズのようにしたものにブルーベリーをかけたデザート、それにハーブディー、 どれもこれも本当に美味しく、そして非常に低カロリーでヘルシーだと思います。 食後は広いお庭を散歩したり、珍しいブルガリア民族楽器の演奏を聞いたりであっという間に2時間がたち、 まさに後ろ髪を引かれる思いで公邸を後にしました。 主催者の渡辺さんはもとより、いつも司会の大役を見事にこなされるog-talk のメンバーでもある石下さんにもお礼申し上げます。 美味しかったです、楽しかったです、だけではなく、私にとって未知の国を学ぶきっかけにしたいと思います。 |