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うなぎは縄文時代から食されたが、文献上著聞するのは「万葉集」である。これに登場する和歌によると、うなぎは、健康維持と思われる。

うなぎの消費量は、現在約7万トンだが、ほとんどが養殖もので、天然はわずか数%である。天然物は熊本、高知などで、養殖物の国産は愛知、岐阜、静岡が主産地で、大きいものは1.3メートルにもなるが、普通、市場に出るのは60メートルぐらいである。外国産は台湾、中国、アメリカ、メキシコなどから生きたまま輸入されるものが3割を占める。味は癖がなく、泥臭さもなく、脂が多いのが特徴である。