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文永元年(1264)日蓮聖人は病で息を引き取った母、梅菊の蘇生を祈ったところ、願いは成就した。母は四カ年延命の霊験を得て、これを記念して菩薩荘厳道場を建てた。そしてその一年後(1276)、聖人の直弟子、日家上人は聖人の生家跡に一寺を建て、そこに道場を移し高光山日蓮誕生寺とした。
明応七年(1498)、元禄十六年(1703)の大地震、大津波で現在の場所に移る。当時の境内地は南北3456m、東西2160mで関東屈指の大寺であった。